【パートナーインタビュー】税理士法人マッチポイント様〜企業型DCで差別化と社内外の金融リテラシー向上を両立。顧問先への新たな価値提供〜
お客様情報
地域 | 北海道 |
お客様名 | 税理士法人マッチポイント 代表税理士 植島 悠介様 カスタマーデザイン部 村上 正様 |

interviewee
税理士法人マッチポイント様は、北海道を拠点に中小企業の経営・財務支援を行う税理士事務所です。顧問先企業が抱える退職金や福利厚生に関する課題に対し、有効な解決策を模索する中で企業型DC支援事業者であるアーリークロスと出会いました。
あらためて企業型DCの社会的意義について認識し、『全ての人と企業の幸せの起点となる』という事務所の基本理念と合致すると確信されました。2024年9月よりパートナーとして顧問先への紹介事業をスタートさせ、そこから約10か月間で100件を超える提案を実施。現在まで、その半数が導入に至るなど、高い実績を上げています。今回は、税理士法人マッチポイント代表の植島悠介様と、カスタマーデザイン部門の村上正様に、パートナーシップ締結の背景から具体的な活動内容、顧問先企業からの反響についてお話を伺いました。
導入の背景
──「顧問先様へ企業型DCを紹介したい」と考え始めたきっかけをお聞かせください。
植島様:アーリークロス代表の花城さんと出会い、企業型DCの本質的な意義や将来的な活用可能性について知れたことが、販売事業をスタートする発端となりました。
制度自体は以前から知っており、2020年からは当所内で職員に対する福利厚生の一貫として導入しましたが、顧問先への展開までは至っておりませんでした。
実はそれまでも支援事業者と接する機会は何度かあり、パートナーシップ締結を検討したこともありました。しかし、どの会社も一様に強調するのは、社会保険料のコストダウンや節税など経済的なメリットばかり。心が動かされることはありませんでした。一方のアーリークロスさんは、企業ブランディングや人材採用の観点から企業型DC導入の是非を語ってくださり、とても感銘を受けました。
花城さんのお話では、2022年4月から、小学校、中学校、高校で金融教育が義務化されたことにより、「金融リテラシーの高い世代」の社会層は日を追うごとにどんどん厚くなっていると教えていただきました。彼らが社会に出始める5年後、10年後、企業型DCを導入しているかどうかは、就職活動における会社選びの重要な指標の一つであろうと。こうした状況を踏まえて、花城さんが将来的な制度の価値を示してくださったとき、私は目から鱗が落ちる思いでした。企業型DCは単なる退職金制度ではなく、人材戦略に直結する重要な要素だと認識を新たにし、顧問先企業に紹介することを決めました。
村上 様:以前から退職金制度を導入したいという声は寄せられていましたが、手続きの煩雑さや財務への不安があり、払拭できるような選択肢を提示できていませんでした。一方、企業型DCであれば、一度パッケージ化してしまえば負担は少なく、経済的メリットも期待できるということで、まさに私たちの顧客である中小企業にふさわしい制度だとあらためて感じました。
──導入にあたって、不安に感じた点はありましたか?
植島様:私たちの拠点が札幌で、アーリークロスさんは福岡のため、遠距離であることへの不安はありました。しかし、オンラインでの定期的な打ち合わせや、必要に応じて一定期間当所に出張して対面でご支援してくださると聞き、その不安はすぐに払拭されました。
村上様:チャットでのやり取りも非常にスムーズで、質問には即座にご対応いただける体制が整っていました。レスポンスの速さは、これまで接してきた他の支援事業者と比べても群を抜いていたと感じます。

パートナー企業としての活動
──販売活動を本格スタートする前、アーリークロスからどのような営業支援を受けましたか?
植島 様:約1週間、 アーリークロスさんの担当者が当所に来てくださり、カスタマーデザイン部のメンバーに対して、顧客へのアプローチ方法や提案内容など、具体的な指導を実施いただきました。
村上 様:提供された顧客向けの説明資料も優れており、金融教育のトレンドや採用優位性、税制メリットなどが図解入りでわかりやすくまとめられていました。スクリプト通りにお話しすれば、完璧な説明と幅のある提案ができる完成度だと感じ、私たち自身の”制度への理解度”が一気に深まった気がします。
──顧問先様へのアプローチ数や、提案時の反応はいかがでしたか?
植島様:この10か月の間に提案を行ったのは約100件です。そのうち約50件は導入が決定したか、あるいは導入手続きが進んでいる状況です。
村上様:顧問先の反応としては、 企業型DCについて初見の方が多く、「この制度を知れただけでも価値があった」と非常に喜ばれています。導入後は、福利厚生が充実するだけでなく、従業員のみなさんの金融リテラシー向上にもつながっているケースも多いです。「本業にも良い影響が出るのでは」と期待する声も挙がっています。
植島様:「こんなことを教えてくれる税理士がいるんですね」と驚かれることもあり、制度だけでなく提案する姿勢そのものについても、評価いただくことが多いです。ある経営者の方は、企業型DCを通じて初めて投資の価値に気付き、個人でも始められたそうです。アーリークロスさんの投資教育や研修がベースにあるからこそ、お客様の意識を変えることができたのだと感じます。
──導入後の顧問先様へのフォローは、どのように行われていますか。
植島様:導入後の 質問対応や手続きはアーリークロスさんが担ってくださるので、私たちのフォロー工数は最小限に抑えられています。本業に集中できるうえ、顧問先から投資商品の相談を受けた際も、専門的なサポート体制があることで安心して対応できています。
村上様:また、アーリークロスさんが導入企業とのグループチャットを立ち上げてくださるため、進捗状況ややり取りはすべて可視化されています。アーリークロスさんにある程度お任せしつつも、私たちもフォローや把握がしやすい状況ができております。
アーリークロスへの評価や期待
──あらためて、企業型DCパートナーとなってよかったと思う点は何でしょうか。
植島様:当所のスタンスは、アドバイスではなく‟問いかけ”を重ねながら、顧問先企業の将来をともに考えることです。企業型DCは未来を豊かにする選択肢の1つであり、私たちの企業理念である「全ての人と企業の幸せの起点となる」という考えにもマッチする制度だと感じます。実際に感謝の言葉をいただく場面も多く、この取り組みがお客様の貢献に繋がっている実感が持てています。
村上 様:全国の中小企業の企業型DCへの認知度は、10%弱と聞いています。まだ広く知られていない優れた制度をお客様に紹介することは、間違いなく価値提供や貢献につながる取り組みです。これと合わせて、当所にとっては他の事務所との差別化になりますし、導入先企業にとっては、従業員満足度の向上や人材定着といった、中長期的な満足度向上につながります。こうした多方面への貢献に寄与できる点は、やりがいと充実感を覚えております。
──アーリークロスの企業型DCパートナーはどのような税理士事務所におすすめできるとお考えですか。
植島様:顧問先への提供価値を高めたい、または他の事務所との差別化を図りたいと考える税理士事務所には、アーリークロスさんは非常におすすめできるパートナーに感じます。企業型DCは高付加価値な制度を提案できるソリューションです。顧問先との信頼関係が深まるだけでなく、事務所内にも前向きな変化が生まれます。実際に当所では、企業型DCの提案を通じて「今月は〇件提案」など、チームに共通の目標が生まれ、一体感や主体性が高まり、組織全体に前向きな変化がもたらされました。
また、アーリークロスさんとの協業を通じて、所内の金融リテラシーが自然と底上げされる点も大きなメリットです。顧問先に説明するためには、私たち自身が制度への理解を深める必要があり、その学びが所員一人ひとりの成長につながります。アーリークロスさんの「企業型DCを広め、社会に貢献したい」という強い理念や熱意は、私たちパートナーにも確実に伝わっており、それが提案時の説得力になっていることは間違いありません。

※記事中に登場する「アーリークロス」は、中小企業の退職金問題の解決を目的として設立された「一般社団法人中小企業退職金制度支援協会」の設立母体であり、同協会の代表理事にはアーリークロス代表の花城正也が就任しています。アーリークロスと本協会は共に、企業型DC導入支援に特化した活動を行っています。
(文:事例のプロ)